L4みおぎ
- PMMoV(P1.2.3)抵抗性
- トウガラシ微斑ウイルス(PMMoV(P1.2.3))に対して抵抗性(L4)があります。
- 「みおぎ」よりも収穫までに時間がかかり1割くらい減収となります。
- 1果重は30~40gで、「みおぎ」に比べ、緑がやや濃く短めの果実で良くそろいます。
【導入上の注意点】
- 導入に当たっては、指導機関と相談してください。
「みおぎ」や他のL3品種にウイルスの疑いがあれば、その株を検査してください。
もし、PMMoV(P1.2.3)であれば、非常に強い感染力があり、収穫、整枝等で簡単に広がり、産地全体に大きな打撃となります。圃場を良く観察し、抜き取りを徹底してください。
PMMoV(P1.2.3)に対して「L4みおぎ」は抵抗性がありますが、他のウイルスや病気であれば抵抗性はありません。 - えそ障害株が発生することがあります。ウイルス密度を下げてから栽培してください。
PMMoV(P1.2.3)の発生したハウスでは、全面積で3作続けてL4品種を栽培することで、圃場が清浄になりL3品種栽培のできる可能性があります。土壌のウイルス検定を行って、清浄であればL3品種等を栽培することで、抵抗性遺伝子が長持ちし、産地の継続発展につながります。 - 抵抗性品種利用の必要性や有用性の調査,導入後の経過観察など,現地試験場や普及センター、JA等との連携が必要になります。詳しくはお問い合わせください。
種苗に関する問い合わせ先
生産管理部
TEL.047-387-3827 / FAX.047-387-3863
業務時間:平日 8:15~17:15(土日祝日休み)
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